私も期末試験の前になると良くやりました。
この一夜漬けというのは、脳科学的に効果があることが証明されています。
社会人で言えば、予算折衝時の官僚というのがあるそうです。
彼らは、普段は仕事を早めに切り上げて合コンに励んでいるようですが、予算折衝時などここぞというときになるとすごいパワーで仕事をこなして行くそうです。
これは、明日までにやらなければならないという緊張感が、適度なストレスとなって脳に作用します。
このように、脳に適度なストレスを与えて行うのが、一夜漬けです。
一夜漬けでなくても、何時までにやらなければならないというタイムプレッシャーをかけることで、集中力が一気に高まります。
勉強においても、明日は試験だから今日中にこれだけやらなければならないと思うと普段の2倍、3倍のペースで勉強がはかどることがありますね。
これは、脳の一時記憶を司る海馬が、いつまでにやらなければならないというストレスを与えることで、機能が高まり、普段では出せないようなパワーを発揮するのです。
ところが、この海馬は、ストレスを与えすぎるかえって萎縮してしまうことがあります。
これに関しては、ベトナム戦争から帰って来た兵士の海馬が萎縮していた例があります。
つまり、戦争という極度の緊張感が継続的に続いたために海馬の働きが衰えてしまったのです。
そのため、この一夜漬けパワーは毎日使うことは難しいようですが、毎回「何時までにここまでやろう!」とか「何日までにこれは終えよう!」と自分で期限を決めて勉強をすると効率が上がることは間違いないでしょう。
また、この一夜漬けでも、簡単なスケジュールを立てておくといいようです。
それも綿密なものは必要ありません。
資格試験であれば、予想問題をいくつかに絞って、その問題だけを午前3時までに解いてから寝るとか、その程度でいいと思います。
そして、その目標を達成したら、脳に休息を与えます。
緊張感を長く持続するのは難しいので、緊張と緩和を程よく使い分けましょう。
昔、資格試験の前日に同じように過去問題から、5つだけを選択して勉強したら、そのうちの3問が出たということがありました。
一夜漬けの緊張感の中では、勘も高まるようです。
参考文献:『仕事脳―成功する人の脳の使い方』
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