就職して25年以上がたった頃、自分の給料を振り返ると、以前より確実に下がっていました。
覚えているのは、当時の総理大臣小泉首相が「国民に対して痛みを伴う改革」という政策を発表した頃でした。
その痛みがまさに自分の給料に反映してきていると感じた瞬間です。
その後、さらに5年間我慢しました。
しかし、給料は下がり続け、大学初任給並みまで落ち込んだ時、ついに会社を辞めました。
一生懸命、会社のために働いて、残業手当もほとんどなく夜遅くまで仕事をしているのに、そのときの給料ではついに生活できなくなったのです。
子供が運悪く私立大学に通い始め、支出が膨らむばかりの頃でした。
幸いにも30年分の退職金は大手の会社とは比べ物にならないくらい低いものの、その年の支出をカバーすることはなんとかできました。
そして、新しい仕事探しが始まりました。
私は、30年間磨いた技術力で十分、仕事が見つかると思っていました。
しかし、現実はそれほど甘くはありませんでした。
失業手当をもらいながらハローワークに通い、ここぞと思う会社に紹介状と一緒に履歴書を送りつづけましたが、返って来るのは「この度は、残念ながら・・・」という手紙だ・・・。
面接すらしてもらえません。
こんな状態で10通以上の紹介状を書いてもらいましたが成果はゼロでした。
結局、その年は失業手当が切れる寸前に知り合いの紹介でなんとか仕事に就くことができました。
そんな苦労をして何とか仕事を見つけた私ですが、その時に「この本を読んでおけば良かった」という本がありますのでご紹介します。

「ウェブ・セールスコピーの法則」
これは、いわゆるコピーライティングの本です。
コピーライティングとは、宣伝文(キャッチコピーなども含む)を書く技術のことです。
魅力的な文章が書けるようになれば、それだけで食べていくことができるんです。
この技術はアメリカではすでに100年以上の歴史があり、実際にコピーライティング技術だけで大きな収入を得ている人は数多くいるのです。
そんなコピーライティングの技術を詳しく解説した本なんです。
きっと一読の甲斐がありますよ!
私のお勧めの1冊です。